唐突なタイトルですが、実は熱帯魚を飼っておりました。といっても、ここ一年くらいしかたっていませんが。そんな我が家の熱帯魚などをご紹介させてください。
今日はわたくし、ピラニアというかアクアリウムネタ。かなりコアなネタですが、物好きな方はお付き合いくださいw
飼っている熱帯魚について
飼っている熱帯魚は「ピラニアナッテリー」というピラニアの中の一種になります。何でも食べてしまう獰猛なイメージがありますが、案外臆病で物陰にひっそり隠れていることがほとんどです。我が家のナッテリーたちも臆病で水槽の前でちょっと激しく立ち上がったりしようものなら驚いて水槽の中を右往左往しております。魚だけに。
ちなみにわたくし、アクアリウム出戻り組みですが、以前は小学生から高校生?くらいまで様々な種類の熱帯魚を飼ってきました。誰でもご存じネオンテトラやグッピーに始まり、ピラニアもおりました。コロソマやメチニスなどなんとなくピラニアっぽいのが好みでした。以前の記事で飼っていたピラニアが死んでしまったので化石にしようと埋めて、十数年後掘り返してみたなんてこともありました。
で、現在のピラニアたちですが、最初の2匹は飼い始めてちょうど1年がたちます。買ったときは2~3cmの稚魚でしたから、1年で15㎝位成長したことになりますかね。あとから2匹追加したので大きさに差があるので共食い防止で45cm水槽をセパレーターで仕切って飼っておりましたが、さすがに狭苦しくなってきたようですのでここいらで水槽をアップグレードすることを検討してみました。
90㎝アクリル水槽にアップグレードしてみた
60㎝水槽にしようか悩みましたが、さらに大きくなった時にまた、水槽買い替えとか予算的に厳しいので一気に90㎝水槽にしようと決定しました。
以前飼っていたコロソマが、大きくなりすぎて衝突の衝撃でガラス水槽を突き破って出てきてしまったことがあったので、今回は衝撃に強いアクリル水槽をチョイスしました。
合わせて、「90cm用水槽台」、「外部フィルター」も購入いたしました。
到着した水槽を設置し、水を張ってみました。バケツで水いれましたが、思ったより大変ですね。
そして、45㎝水槽から4匹のピラニアをお引越ししました。水槽は、底砂を敷かないベアタンクです。ロボット兵のオブジェがあったので合わせて入れてみました。
まだ、ピラニアの大きさに差がありますので、あとから来た2匹がもう少し大きくなるまでタンクセパレーターで分割して育てたいと思います。
ちなみに水槽台はGEXのアクアラックウッド900です。部屋の中に溶け込む感じの色だったので選択しました。サイズ、高さもちょうどよく特にメンテナンスとかで不便もありません。
左側の収納に外部フィルター:テトラPVX-75とエアポンプ:水作SSPP-2Sを設置しています。
右側の収納には、メンテナンス道具、餌なんかをいれております。
外部フィルター配管に関しては穴あけ加工を依頼しなかったため、自分でドリルで開けました。 ポリカーボネート製のふたも隅をカットして配管が干渉しないようにしました。穴の開け方といいカットの仕方といい、かなり雑です。
広々とした水槽になり、ピラニアたちも元気に泳ぎ回っております。
ピラニアのエアチューブかじり対策を考えてみた
新たな水槽に替えてから、エアポンプのシリコン製のチューブが毎日頻繁にピラニアにかじられて困ってしまいました。毎日のようにかじられ、分断され、またチューブを替えて、かじられ・・・の繰り返し。ピラニアはなんでそんなにチューブが好きなんでしょうw
お手軽にできる何かいい対策はないかなぁ・・・と悩んだ挙句、確か自動車のエンジンルームとかの配線に巻き付ける耐熱ガードが自動車屋とかにあったなと思いだし早速行って買ってきました。これです。
我が家のシリコンチューブにジャストサイズでした。
配線チューブでガード後、エアチューブかじられ案件は発生していません。おすすめです。
90cm水槽の効率的な水換えの方法を考えてみた
90㎝水槽に替えて、劇的な変化が水換えです。いままで45㎝水槽では10Lバケツリレーで多くても2~3回程度でしたが、90㎝水槽でのバケツリレーの回数を考えたらぞっとします。しかも週1とか苦行でしかない。
ってことで、少しでも簡単に、少しでも楽して水換えができないか考えてみました。いろいろな先人の知恵や我が家のつくりを考慮してたどり着いた水換えシステムが、
- 水槽からプロホースで排水→トイレの便器内に直接排水
- 洗濯機の蛇口から排水→プラケースに貯水→カルキ抜き→水槽へ給水
という水換えを行っています。
ちなみに、トイレ・洗濯機と水槽はおよそ10m程度離れています。なので長めのホースを利用する必要があります。これを実現するためにそろえた道具が以下になります。プラケースは家に余っていたやつですが、耐水圧とか考えたらもうちょいちゃんとしたやつ買ったほうがいいのかな・・・。
水換えフロー
具体的な水換えの手順ですが、以下のような感じで行っています。
①洗濯機の分岐栓に貯水用ホースアタッチメントを差し込み、水槽の近くに配置したプラケースに貯水用ホースを伸ばす。
②洗濯機分岐栓を接続ホース側への給水に蛇口を回す。プラケースに貯水される。
③プラケースに貯水している間に水槽内の汚れた水を排水します。まずは、トイレの便器に排水用ホースの先端をガムテープで固定www(お見苦しい画像申し訳ない)
④プロホースを使って水槽内の水をトイレに直接排水。貯水の様子を確認しながら水槽の掃除を行う。
⑤プラケース内に水が貯まったら、洗濯機の分岐栓を閉め水を止める。その後、カルキ抜き添加剤とか入れる場合はこのタイミングで入れておく。 洗濯機側のアタッチメントを引っこ抜き貯水用ホースを片付ける。
⑥プラケース内の水をGEXらくらく水かえ君(※現在は生産終了)を使って水槽内に給水する。
⑦あとはお片付け。水分拭いたり、乾かしたりして、プラケース内にすべて収納して水換えコンプリート♪
とっても簡単に水換えできて、我ながらちょっと自己満足になっています。1時間かからずに90㎝水槽の1/3水換えは完了できます。貯水不要で直接水道水を水槽内に給水できるアイテムありますが、ちょいと高いのでそれはおいおい考えていきます。特に優れているのが洗濯機の分岐栓でしょうか?洗濯機から簡単に分岐させ水を貯水できますし、貯水後にホースを分岐栓から抜いても逆流防止栓付きで水がホースから漏れないので後片付けの時にフローリングを水浸しとかの大惨事を防ぐことができます。
ただし、この水換えシステムにもデメリットがあります。一つはプロホースの排水量が小さいので排水に時間がかかること。もっとガンガン排水してくれたらもっと時間短縮になると思いますが、何か考えたいと思います。 ホース太くしてやるだけで大丈夫かな・・・? →どうもホースの長さがボトルネックのようです。10mも排水場所まである場合は電動ポンプを使用しないときつそうです。
もう一つのデメリットが、トイレに排水を行っているときはトイレを人間が使用できないことです。子供が「トイレ使いたい!!」って言った時は「外でしてこい。」って言ってます。ウソです。
最近はちょっとデザインかえて流木配置してみました。タンクセパレーターも外しピラニア4匹で仲良く?泳いでいるのをみていると時がたつのを忘れてしまいます。
みんな元気に大きく育ってくれるとうれしいなぁ♪
追記:マーフィード浄水器を導入して1年使ってみた
水換えフローにも提示した通り、一度プラケースに貯水し、水槽清掃後、給水する方式でしたが、あまりのめんどうくささから、「直接、水槽内に給水できないかなぁ・・・」という思いをずっと持ってました。そんな願いをかなえてくれるアイテムが見つかったので導入してみました(結構当たり前のように有名なアイテムですが)。
株式会社マーフィードの浄水器、スタンダード・ネオです。
この浄水器を使うことで、塩素や不純物を取り除き、水槽内に直接給水可能となりました。価格は1万円ちょっと。これで、前述の従来システムよりも水換え時間を15~20分くらい節約できたのではないでしょうか?Time is moneyですわな!
早速開封。
本体&ホース逆流防止アダプターに説明書、塩素テスター、フィルター交換用のレンチとワイヤーバンドがついてます。
早速セッティング。2つの円筒形の筒の中を水が通過しつつ不純物を取り除く浄水器です。
既存のホースを2つにぶった切ったのち、各末端に付属のアダプターをセットします。
本体IN側には水道からのホースを接続します。
OUT側に差し込んだホースを水槽に向かってセットします。
こんな感じになります。
早速、換水を・・・と行きたいところですが、フィルターの性能を付属の塩素テスターで試してみます。フィルターを経由した水をまずは付属の容器の所定ラインまで入れます。
次に、付属の溶液を2~3適たらします。以下の画像のように透明になっていればカルキ抜きばっちりとのことです。いいね!
ちなみに、水道水を直に容器にためた中に溶液を投入しました。以下のようにめっちゃ黄色くなったのでフィルターの寿命かどうかがはっきりわかりそうです。ディ・モールト良しっ!
ほんじゃ水槽にスタンダードネオ浄水器経由で水を投入していきます。
手で持ってるのはさすがにきつい、というか、蛇口から水槽まで距離があるので部屋の中水浸しを防ぐため、水槽にホースの先っぽを固定しなきゃなんですが、いい方法思いつかなかったのでとりあえずガムテープで固定しました。一応ばっちりですよ。
後日さすがに毎回ガムテープもなんなんで以下のようなホースクリップを購入しました。
水の換水が終わったら後始末ですが、本体からホースを抜くともれなく本体から水が漏れますwwwホース側は止水アダプターとなっているため漏れないんですがね。ここは改善してほしいなぁと思います。
だいぶ、水換え作業の負担が減りました。もっと早くに使っていればなぁとさえ感じます。
また、フィルターですが、90L水槽の週一での1/3換水くらいですでに1年利用していますが、テスターでもまだ黄色くなっていないのでなかなか経済的なのではないかと思います。
とはいえ、塩素以外の物質の検出状況は見える化できないため、メーカーの推奨交換目安に従い6か月くらいで交換が安全かもしれません。
以上、マーフィード スタンダード・ネオでした。
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