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Windows10 バージョン1809にアプデしたらLTEに繋がらない

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こんちわ。seiです。

2018年10月に配信されたWindows10機能更新プログラム、October 2018 Update、通称「バージョン1809」ですが、一度配信停止したり、不具合報告をガンガン見かけていましたが、最近再配信され、我が家のThinkPad X1 CarbonのWindows10にも降って来ました。

タイトルの通り、1809アップデート後にWWANがLTE回線に接続できないという現象が発生しておりましたので、その辺について書いてみたいと思います。

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結論・・・(2018年12月24日時点 ※回避策あり)

マイラップトップPCではLTE接続不可です。というか、3G回線にすら接続できませんので、WWANモジュールを使用したインターネットへの接続ができない状態です。

SIMカード抜き差ししたり、ドライバーをゴニョゴニョして接続できたときもありますが、気が付くと「圏外」となってしまい不安定なため、使用できない状態でした。

ただし、暫定回避策はあります。

2019年4月26日にリリースされたWWANドライバーver2.0.1.60を導入することで1809アップデート後の当方PCでも安定してLTE接続可能となることを確認しました。

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発生現象

通常であれば、タスクトレイのネットワークの部分をクリックすると、下の画像の赤丸で囲んだところのように「接続済み」と表示されるところ、「圏外」という表示のまま、3G回線にすら接続できません。

真っ先に疑ったのが、搭載されているWWANモジュールである、「Fibocom L850-GL」のドライバーです。ThinkPad X1 Carbon 2018(6thGen)発売当初から、不具合報告がちょくちょく出ていたため、ひとまず、最新のドライバーが存在するか、Lenovo Vantageより確認。

すると、あるある。12/07リリース日付で「V2.0.1.44」ってバージョンが来ています。早速導入・・・するも、結果「圏外」のまま。

このPCは高速スタートアップが有効となっているため、一度、PCのシャットダウンを行おうと思い、「Shiftキー」を押下しながら「シャットダウン」を選択。すると、繋がりました!!それもつかの間、スリープしたかなんかのタイミングで「圏外」に戻ってしまいました。

再度、Shift+シャットダウンするもダメ。

デバイスマネージャー上は正常に動作しているとのことだが、下の場所、アドレスは003ってなってるとこが、001ってなってたかな?あんまり関係ないか?

携帯電話設定から詳細オプションに行くと、普通であれば「APN設定」とか出てくるはずなのに、プロパティとして、Fibocom L850-GLの情報が出ているだけ。携帯電話番号なんかが表示されていないので、やっぱりSIMを認識していないのかなぁと思い、SIMの抜き差しを実施してもダメ。

別の端末からSIMカードを持ってきて差し替えてもダメ。なんか、WWANモジュールが壊れたんかなぁと思い、修理に出そうか悩んでいたところ、以下の情報に遭遇。

Windows 10 バージョン 1809 (2018年10月)で検証済みのLenovo デバイス一覧

ここの制限事項に気になる記述を発見。

LTEに接続できなくなるそうだ。ふーん。で、対策は?

1809未対応!!

マジっすか・・・。3G回線には接続できるって書いてあるけどそれすらできんのだがな。

docomoさんとか一部SIMだけの制限っぽいな?やっぱりauのSIMは問題ないのか?ThinkPad X1 Carbon発売初期の頃発生してた事象と同じっぽいで気がしますが。

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暫定対応

ひとまず現時点でバージョン1809にアプデするとドコモSIMがLTE接続できないってことはわかりました。ですので、OSバージョンを戻そうと思います。

Lenovoさんのサイトにも書かれていますが、[設定]→[更新とセキュリティ]→[回復]→[前のバージョンのWindowsに戻す]を実行することで、バージョン1803にロールバックさせることができます。(バージョン戻し前には重要なファイルをバックアップし、不測の事態に備えましょう。回復は自己責任でお願いします。)

ただし、デフォルトでは、アップデート後10日間経過した場合は過去バージョンに戻すことはできませんのでご注意願います。

その場合は・・・最新のWindowsアップデートやドライバーアップデートが提供されてLTE接続できるようになることを願うしかないですかね。。。

安定してLTE接続できる日が早く来ることを熱望しております!!

LTE圏外、その後・・・(2019年2月現在)

Windows10 バージョン1803に戻してしばらくLTE接続できていたんですが、何がトリガーかわかりませんがLTE接続できなくなってしまいました。OS再インストールしたり、再度アップグレードしたりするもダメ。直後はつながるのですがその後、スリープやら電源OFFをすると圏外になってしまっていました。

で、ネットで情報収集していたら以下の情報にたどり着きました。

ThinkPad X240のLTEが圏外になるのを修正した話 | わたしにゅーす – Me(ow)News
わたしの環境 わたしはThinkPad X240のm.2スロットにSierra WirelessのEM7345を増設、LTEアンテナケーブルは付いていなかったので汎用のものをテキトーに配置、IIJmioのデータSIMタイプDを挿して常用して
解決!Windows10タブレットでAPN設定しても圏外のままなので「既定のAPN」をコマンドで削除 | QWERTY.WORK
LTE搭載のWindows10タブレットHP Elite X2 1012 G2(...

「既定のAPN」が何やら悪さをしている感じ。上記内容をもとに、以下を実施。しようと思いましたが、、、、

上記のようになり、Windows PowerShellから「netsh mbn show profiles」コマンドを投げてもプロファイルが見えないない状態。

自分で追加した楽天モバイルのAPN設定プロファイルのある場所(C:\ProgramData\Microsoft\WwanSvc\Profiles)にちゃんと設定ファイルがあるにも関わらずロードできていないようです。

そもそも、圏外で携帯ネットワークの設定画面が上記のように何もできない状態だと手詰まりですので、何とか電波を掴んでくれるのを祈って、最悪OS再インストールも覚悟の上でいたら、ある時に掴みました!!電源オンスリープのまま、持ち歩いていたらLTE接続できていました。

この機を逃すなとばかりに、以下の手順を実施。

①Windows PowerShell(コマンドプロンプトでもOK)を起動し、「netsh mbn show profiles」コマンドで、登録されているプロファイルを確認する。

②「C:\ProgramData\Microsoft\WwanSvc\Profiles」フォルダー内のXMLファイルをメモ帳などで開いて、下の赤い四角で囲ったところの<Name>タグの文字列と一致するプロファイルを先ほどのプロファイルから特定する。それが、自分が追加したAPNプロファイルになります。自分は楽天モバイルです。ほかにも自動的に生成されるだろう「既定のAPN」の正体のXMLも存在するかもしれませんが、MoperaのXiだったり、Mopera なんとかだったので容易に判別はつくのではないでしょうか。

③再度、Windows PowerShellで「既定のAPN」となるプロファイルを削除します。実行するコマンドは「netsh mbn delete profile interface=”携帯電話 2″ name=”XXXX”」です。

「携帯電話 2」は人によっては「携帯電話」という名前だったりすると思います。

“XXXX”には先ほど確認した、自分が追加したプロファイル以外のものを指定します。自分が追加したもの以外は全部削除します。

④再度、showコマンドでプロファイルの登録状況を確認すると、ちゃんと自分が追加したAPNのみになっているのが確認できると思います。携帯ネットワークの詳細設定を確認しても「既定のAPN」が削除されていると思います。APNの添付は必要なんかなぁ・・・。

今のところは順調にLTEに接続できていますが、戦々恐々としています。これでしばらく様子を見てみようと思いますが、いつ再び圏外問題にぶち当たるかと思うと・・・疲れる。

1809がどうのとかいう問題ではない気がしますので、またバージョン1809にあげたりして試してみようかなとも思います。

多くの方が同じ問題を抱えているようですし、OSの不具合の可能性が高い気もしますが・・・。

早く安定してほしいですね。

LTE圏外、さらにその後・・・(2019年5月現在)

冒頭でも書きましたが、2019年4月26日に展開された「Fibocom L850-GL ワイヤレス WAN ドライバー」のver2.0.1.60をインストールしてあげることで、Windows10バージョン1809でもLTE圏外とならずに無事接続可能な状態となりました。

かなり長い時間WWANが不安定な状態が続きましたが、解決してよかったです。

そろそろ新しいWindows10のアップデートバージョンがリリースされる時期ですので同じような問題が起こらないことを願いたいです。

2021年5月現在・・・SIMを変更

すでにこのページも古い情報になっていますが、それでもアクセス数が多いので一応更新しておきます。当方、楽天モバイル(MVNO)のドコモ回線SIMから楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT ⅥのSIMへと移行しました。

既定のAPNが楽天モバイルに変わった状況ですので、既定のAPNを削除する必要もなくなっています。

現在は安定してLTE接続ができていますが、何ももって安定したかの要因まではつかめていませんが一応ご参考までに。

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コメント

  1. ヒロキ より:

    はじめまして。
    全く同じ構成、楽天モバイルではまってましたので参考になりました!
    残念ながら私は1809にバージョンアップ済み(笑)
    継続的に規定のAPNが追加される事象が発生して安定しておりません(涙)
    早く完全対応して頂きたいですね!

    • sei sei より:

      コメントありがとうございます。結局自分のもAPNは不安定な状態が続いており圏外となってしまった場合は再起動何回かしていると繋がることあるのでだましだまし使っている状況です。バージョン云々というよりは根本的な問題でありユーザーが対処できる域を越えているので本当に早く解決してほしいものですね。

  2. 通りすがり より:

    同様の事象に見舞われ、あきらめてWiFiルータ経由で利用していましたが、
    https://support.lenovo.com/jp/ja/downloads/ds503062
    2019/04/25にリリースされたFibocom L850-GL ワイヤレス WAN ドライバー V.2.0.1.60を適用したところ、事象の改善が見られております。まだ数日の利用ですが。。
    Lenovo システム更新で導入しました。

    ThinkPad X1 Carbon 6th
    windows10 64bit 1809
    biglobe SIM(DoCoMo)使用

    これでWiFiルータを持ち運ばず、本来の利用ができることを切に願います(^^

    • sei sei より:

      コメントありがとうございます。当方のPCでも、最新WWANドライバーのアップデート確認いたしました。圏外問題からは何とか抜け出せそうです。若干LTEへの切り替わりが遅い気がしますが、ひとまず電源ONとともにインターネット接続可能ですのでよかったです。

  3. 松田 より:

    X280内臓SIMで接続が不安定です。
    次の記事を読み試してみたのですが、
    やはり、何回か使用していると接続できないときは発生します。
    ソフトバンクのSIMです。
    >冒頭でも書きましたが、2019年4月26日に展開された
    >「Fibocom L850-GL ワイヤレス WAN ドライバー」のver2.0.1.60をインストールして
    >あげることで、Windows10バージョン1809でもLTE圏外とならずに
    >無事接続可能な状態となりました。

    • sei sei より:

      んー、なんなんでしょうね。x280もwwanモジュールは同じはずなのでドライバーアップデートでは解決できない何かがあるのかもしれませんね。自分も状況注視してみます。

  4. とおりすがり より:

    違う機種ですが、「Fibocom L850-GL」を使用したThinkPadを使っています。ソフトバンクのSIMです。
    当方でも同様の現象に遭遇し、厳密には調べていないですが、デバイスマネージャーで、「Fibocom L850-GL」と、デバイス(接続別)で表示した時にその周辺にある「ModemControl Device」「Fibocomm GNSS Sensor」あたりの設定を、「電源の管理」→「電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」のチェックを外すに変更し、再起動後で通信が安定しました。
    SIM挿し直しやAPNの設定やり直しなどは私も通った道ですが、省電力について言及されているサイトがほぼ見つからないので、こちらをお借りして書いておきます。
    バッテリーの持ちは悪くなるかもしれませんが、LTE通信できないよりはいいので。

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