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臼と杵を使用した餅つきの方法

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あけましておめでとうございます。seiです。

本日は我が家の恒例行事となっています年末お餅つきの様子をお伝えしながら、臼と杵を使用したお餅つきの方法を備忘録も兼ねて綴っていきたいと思います。

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お餅つきについて

我が家の方はまだまだど田舎ですので、多くのご家庭でお餅つきを行っていると思います。お餅つきの方法にもいろいろありまして、我が家が行っているのは臼と杵を使用した昔ながらの人力餅つきです。

ですが、臼と杵でお餅つきをするご家庭はすでに絶滅危惧種であり、ほとんどが全自動餅つき機械を使用したお餅つきが大半ではないでしょうか?といっても、餅つき機自体も昔はかなり大型で高価だったため、餅つき自体をしていない家庭がほとんどかと思います。

ちなみに最近の全自動餅つき機は以下のようなものが出ているようです。昔のものに比べればコンパクトで、2升あれば一般のご家庭では十分な容量のおもちが出来上がるかと思います。

それでは、簡単ではございますが、臼と杵を使用したお餅つきの方法を画像とともに追っていきたいと思います。

前日の事前準備

お餅つき前の準備ですが、まずはもち米を仕入れるところから始まります。もち米に関してはよくわかりません。スーパーで売っているものを使用したり、譲っていただいたものを使用しています。スーパーなどに行けば手に入ると思いますので頑張って下さいw

ちなみに我が家は「1臼=2.5升=3.75kg」の計算で行っております。1臼単位にバケツにいれて分けておきます。

普通の白米ではお餅つきは出来ないと思われますのでお気を付けください。(やったことないからどうなるか見当がつきません。)

もち米が手に入ったら、研ぎましょう。普段のお米を研ぐ要領よりは軽めにさらっと行います。5回程度水替えを行うくらいでいいのではないでしょうか。水が透明になるまで研ぐ必要はありません。

もち米を研いだあとは、一晩寝かせて置きましょう。

一晩寝かせたもち米です。見た目の変化はないと思いますが、もち米の内部まで吸水させることで蒸したときにまんべんなく蒸すことができます。

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餅つき前の準備

日が変わりまして、餅つき当日には、以下のものを用意しておきましょう。

もち米をつくときに使用します。我が家は石臼を使用。
もち米をつくときに使用します。
かま&かまどもち米を蒸すときに使用します。
せいろもち米を蒸すときに使用します。
ざるもち米の水切りに使用します。
さい箸いろいろに使えます。
ひしゃく水を補充したりするのに使用します。
かまどに火を起こすときに使用します。
のし板餅をのす場合に使用します。
のし棒餅をのす場合に使用します。
バケツ杵を入れて置いたり、合いの手の水に使用したりいろいろ使用します。
布巾もち米をせいろに入れるときに敷きます。
のし袋餅をのす場合にあると便利です。

それでは、餅つき前の準備を進めましょう。

まずは、かまどに火をおこし、かまに水を入れて沸騰させます。

お湯が沸いたら、かまのお湯を臼の中に入れて臼を温めておきます。

お湯が冷めてしまわないようにふたをしておきましょう。

かまの水が減ったらその都度足して、お湯が絶えないようにしておく必要があります。

杵もバケツに張った水につけておきましょう。

次に、もち米を蒸す準備を行います。ざるにもち米を流し、水を切ります。

布巾を水洗いし、せいろの底に敷きます。

せいろにもち米を投入します。せいろ内にもち米が均等になるようにならします。

その後、さい箸などを使用してもち米に数か所、せいろの底まで穴をあけておきます。この穴を作ることで、蒸したときに蒸気が上の方まで行き渡り、時間短縮でまんべんなく蒸すことができます。

布巾を折りたたんで、かまにセットします。

複数のせいろがある場合は、上に積み重ねていきます。蒸しあがりはおおむね30分~40分ほどかかると思います。複数同時に蒸す場合は、かならず下の段を先に餅つきに回すように管理しましょう。

30分~40分ほど蒸したら、一度状態を確認します。もち米にさい箸を挿し、すんなり箸が入れば完了です。または、上のほうのもち米を見てみて炊いたお米のようになっていればOKです。画像なくて文章だと伝えずらいですが・・・。

蒸しあがったもち米を臼に移してつく前に、臼を温めていたお湯を取り除きます。石臼の場合には併せてタオルなどで臼の中をきれいにしてもよいでしょう。

さぁ、準備が終わったらいよいよお餅つきです。

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餅つきを行う

さぁ、お餅をつくぞ!!と勇んでやる前に至福の時間を。

蒸しあがったもち米をいきなりお餅にしちゃう前に、もち米のまま、醤油でもかけて食べると絶品です。あまり食べすぎてつく餅がなくならないように注意です。

ちなみに我が家は「鎌田醤油のだし醤油」愛用です。

では、お餅つきに入っていきます。

まずは、蒸したもち米を臼に移します。かなり熱いのでやけどにご注意願います。

じゃぁ杵振り上げて餅つこう!!ってのはまだ早く、まず初めに杵を使ってこねくりまわします。杵で臼の周りを回りながらこねくり回して、もち米の粒を極力つぶします。この工程が餅つきの7~8割を占めるといっても過言ではないでしょう。

二人でやると早いですが、杵が二つ必要になります。また、もち米の種類や、蒸した時間なんかにもよって潰しやすさが変化してくるため毎回試行錯誤しながらやっています。結構重労働です。

餅が杵にくっついてくるとこねるのも一苦労のため、様子をみて杵を水につけながらやります。あまり水をつけすぎると、のした餅がカビやすくなるということで水をべっちゃりつけるのは気を付けましょう。

そんでもっと、もち米の粒がある程度つぶれた時点で餅つきを行います。

我が家ではあまり合いの手とかを入れずにある程度ついたら、ひっくり返してというのを繰り返しますが、そんなにつかないですね。こねでほぼ終わっているので、残った米粒をつぶす程度です。

また、餅をつくときも杵を大きく振りかぶってつくのではなく、あくまでも臼の中心からまっすぐ上に胸元あたりまで持ち上げたら、杵の重さに任せて自然落下させる程度です。振りかぶっても大体、臼の縁に杵をヒットさせ、木片を餅に混入させるのがオチです。

そんでもって、コメのつぶつぶがほぼ消えたら餅つき終了です。つぶつぶが残っていたらその部分を臼に接するように下の方に回してもう数回つき直します。

で、ついた餅はこんなにもつやっつやの状態になります。まさにもち肌。

そして、餅つきでできたお餅はこんなに伸びるんです。

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ついたお餅の食べ方

つきあがったお餅は、のすなり、からみ餅にしたり、お供えとして鏡餅にしたりと、よしなに。

からみ大根餅
あんこを入れて大福に
イチゴとあんこでイチゴ大福も
イチゴ大福はおいしいですが餅は少なめが良いと思います

ちなみに、のす場合はもちのし袋が便利で、その後、小分けに切る場合も線が入っているため切りやすいです。ある程度のしたところで、角にはさみを入れて空気を抜いてあげるのがコツかなぁ。結構難しくてきれいにのせたことはないんですがね。

さいごに

我が家はお餅つき終わったら、かまにうどんを投入して食しています。冬の時期なので体もとっても温まりおいしいですよ。

最後に、火は落とさずそのままにしてかまでお湯を沸かしておきます。残ったお湯を臼の中に入れて張り付いたお餅を臼からはがしたりしてあとかたずけしましょう。

以上、我が家のお餅つき方法でした。みなさんもぜひお餅つきしてみてはいかがでしょうか?

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