こんにちわ。seiです。
今回も仕事ではまったある日の出来事でも。
Azure DevOps、熱いですねぇ。チーム開発やCI/CDがはかどる素晴らしいサービスです。しかもバージョン管理可能なプライベートリポジトリが無料で手に入るという大盤振舞。
今までVisualStudilOnline→VisualStudioTeamServices→Azure DevOpsとネーミングを変えて来ましたが、ここにきて本腰を入れて実用を考えていこうと思いました。
※VisualStudioOnline(今では違うサービス?)のころからちょこちょこプライベートで弄っておりましたが、いかんせんすべて英語なんですよねぇ。生粋の日本人なんでそこのハードルが非常に高くって敬遠していました。ちなみにAzure DevOps現在も全て英語です。
Azure DevOpsの詳細についてはこちらで。
ちなみに今回はAzure DevOpsについてではなく、Gitによるソースコードバージョン管理を行うときにはまった話です。
Git cloneが出来ない・・・
社内環境でAzure DevOpsのプロジェクトを作成しました。プロジェクトメンバーは自分と後輩の二人。使っている環境はVisualStudio2019です。
ちなみに、自分はVS2019導入済み。Azure DevOpsで作成したプロジェクトのクローンも問題なく行えます。
問題は後輩のPCでした。VS2019は未導入なのでインストールを行い無事完了。VS2019のチームエクスプローラーよりAzure DevOps上のプロジェクトに接続し、「プロジェクトの複製」を実行すると・・・
Git failed with a fatal error.unable to access ‘https://dev.azure.com/(AzureDevOps組織)/(プロジェクト名)/’: Could not resolve host: dev.azure.com
上記エラーが発生してリモートリポジトリからのクローンに失敗してしまうんです。
なんで?オレはクローンできるのに・・・。
コマンドプロンプトから直接Git cloneのコマンドをたたいてみても同じ。
今回クローンしようとしたプロジェクトはオレが作成した組織のプロジェクトなので、後輩に自分の組織とプロジェクトを作ってそいつをクローンしてみてと依頼し、やってみるも結果は同じ。ってことはプロジェクトに原因はなく、後輩の端末の問題っぽいなぁと。
VisualStudioのインストールの仕方が悪かったんかな?とかいろいろ詮索。ネットで情報収集するも有益な情報は見つからず。
プロキシ環境下ではGitのコマンドに失敗する
いろいろと原因を探っていくと、自分の端末と後輩の端末の違いということにたどり着きました。
ってことで過去の自分の端末に行ったトラブルシューティング資料なんかあさっていると、「プロキシサーバーがらみのエラーが発生して環境変数追加したよ。」っていう記述を発見!!
環境変数を確認すると、自端末にはシステム環境変数に「https_proxy」の設定で社内プロキシサーバーのIPアドレス:ポート番号が設定されているが、後輩の端末にはそれがないということにたどり着きました。
プロキシ環境でGitを行うための設定実施
ってことで、後輩の端末(Windows10)より、「環境変数」で検索をかけ、「システム環境変数の編集」-「環境変数」ボタン-システム環境変数で「新規」ボタンを押下し、
項目 | 入力値 |
変数名(N): | https_proxyを入力 |
変数値(V): | プロキシサーバーのIPアドレス:ポート番号を入力 |
を設定することで無事git cloneが成功するようになりました。
かなりはまって二人で半日ぐらい浪費しました。自分と後輩の端末では今はもう大丈夫ですが、PCのリプレースとかあったときまた忘れそうだな・・・と感じました。
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