本日もガンプラ作っていきます。と言いたいところですが、最近お気に入りのガイアノーツのプリズムブルーブラック使ってどーしても全塗装したいモデルがあったのでそれを実現していきたいと思います。

タイトルにもある通り、MODEROIDパトレイバーシリーズより、主役機AV-98イングラムのライバル機TYPE-J9グリフォンです。グリフォンといえば漆黒の機体として有名ですが、もしも「この機体が蒼黒く輝く機体だったら・・・」という新解釈で塗装していきます。
まぁ、ぶっちゃけ今までプリズムブルーブラックを引き立て役として使ってきましたが、主役カラーとして塗装したいという欲望に駆られただけと言えばそれだけなんですがねwww
開封~仮組み
2023年8月発売のキットです。初回はスルーしましたが、最近再販されて手に入りやすくなったため、2025年3月に予約してやっとこさ夏に届きました。ガンプラに比べれば手に入りやすいのかな・・・?でも自分の行く店舗では見ないな。
パッケージはまさに悪夢のようなグリフォンの姿です。

それでは開封を。MODEROIDといえば、伝統のボックスインボックスw勝手に伝統と言ってるだけですのでアンオフィシャルです。

ランナーは合計14枚。A、B、Cランナー×2はグリフォンのメインパーツとなる黒い外装類です。

そしてD×2、E×2、F×2、G、H、I、Jランナーです。こちらのDランナーの余分なスペースがすごい気になるのと、若干ランナーにゆがみが出ているのが引っ掛かりますが、成型パーツ自体には問題なさそうです。E、F、G、Hランナーは内部フレームや関節。そしてクリアパーツとリボルバー付きの手ですが、グリフォンがリボルバー持ったことあったか思い出せない。

取扱説明書はフルカラーです。豪華!

そいでは組み立てていきます。こちらもMODEROIDの親切心、似通ったパーツは裏にL・Rを振ってくれてあり間違いづらくしてくれています。最近、こういうのがひどく刺さる時がある。フルカラーの取説だったり、ユーザーが間違えずに組み立てらるるような配慮、要するにユーザーの「プラモデルを作る体験が失敗せずに最高の体験になるように後押しする。」大事ですよね。なのでこういったところにコストを掛ける。なんて言っておきながら、できることならここのパーツは一体成型にしてほしかったというのは意地悪ですかねwww他意はないですよ。きっとガンプラのように進化していくことでしょう。

あー、よかった。ここのパーツ、塗り分け大変だよな~って思ってたら別パーツで助かりました。しかもセンターの赤も塗装済み。これは全塗装時マスキングかな。

こちらもR・L刻印。

原作のようにグリフォンが組み立てられていく様を追体験できます。(ここのパーツも襟部分で上下分割だとさらに良かったけどなぁ)

「アンダーゲート」ってバンナムの商標かと思ってたら共通語?MODEROIDも今まであったっけか?なんか表記もガンプラと一緒な気がする。

仮組完了しました。キラキラですね。指紋がベッタリついて目立ちます。
ちなみに想定通りですが、フライトユニットがデカすぎて重すぎて自立は厳しいです。なので、グッドスマイルカンパニー純正ではありませんが「アクションベース8」使ってみました。使えました。




少しだけ可動チェックをしていきたいと思います。
まずは頭部ですが思ったよりも可動域は大きいです。


ひねりもクリっと動きます。

横方向はこれくらい動きます。
ちなみにこの画像は撮影し忘れたので塗装後の画像をAIで塗装前に戻してもらいました。微妙に違うグリフォンになってしまいましたが、可動域のイメージとしてはあっています。あ、首の付け根も含めて動きますのでその部分は間違っていますね。

腕は肩アーマーをせり上げることでほぼ水平に上がります。

肩の引き出し機構を上部から見た感じ。こちらも結構いい感じの可動域です。

肩の引き出し機構を後ろから見た感じ。

胴体の前後方向の可動域です。


胴体の横方向も思った以上に動きました。

ひねりもばっちり。

また胴体上部は上方向に引っ張り出すことで複雑な動きを作ることも可能です。



引っ張り出しすぎるとこのようにパーツ内部まで見えてしまいますが、面白い可動が可能です。

脚部付け根の可動です。

このようにそのまま広げると腰部のパーツに干渉してしまいますが、

脚部付け根をスライドさせることで、

ここまで開脚させることも可能です。

膝の可動です。

足首とつま先の可動です。


尾翼の可動域。


肘はほぼ90度まで曲がります。

また、腕の付け根にも肩の位置を変えずに少し可動域があります。


フライトユニットの翼もいろいろ可動します。




グリフォンを全塗装
それではグリフォンを全塗装していこうと思います。今回はグラデーション塗装ではないので楽ちん。
で、一応、塗り残しを判別しやすいように、黒パーツはホワイトサフで、グレーパーツはブラックサフで下地を塗装していきます。プリズムブルーブラックは下地色の影響を受けずに塗装できるのもすごくいいところ♪
それでは各パーツ一覧とその塗装レシピです。
【グレーパーツ&メタリックパーツ】ベタ塗り(2度塗り)
内部フレームや関節カバーのグレーです。また塗り分けしたい部分もあるため、マスキング駆使して塗装していきます。
まずは黒サフして、シルバー塗装を施す部分以外はマスキングします。マスキングは雑ですので。一部、プリズムブルーブラックで塗るパーツも含んでます。

次にシルバー塗装できた部分をマスキングかけて次の色を塗装していきます。下のフライトユニットはクリアーレッドまで塗装済後、そこをマスキングし、プリズムブルーブラックに回します。

最後にこの首のパーツはグレーで塗る部分以外はマスクして保護します。あーめんどい(´;ω;`)

グレーメインのパーツが塗装完了しました。

工程 | 塗料 | |
---|---|---|
下地塗装 | ||
メイン塗装1(関節カバー等) | 50% | |
50% | ||
メイン塗装1(フライトユニット内部、首のアブソーバー) | ||
メイン塗装1(フライトユニット) | ||
メイン塗装2(フライトユニット内部) | ||
メイン塗装2(首のアブソーバーの一部) | ||
トップコート |
めんどかったけど、塗り分けしたのできれいなパーツができました。フライトユニットの内部、クリアーレッドは映えますね。首のアブソーバーもいい感じです。フライトユニット内部、一部塗装剥がれ起こしたので、水性レッドでレタッチしましたが、目立ちますね。。。リカバリースキルがまだありません。

脚部アブソーバーと胸部のパーツ(ボルト類?)はシルバーで塗装してみました。

工程 | 塗料 |
---|---|
下地塗装 | |
メイン塗装1 | |
メイン塗装2(脚部アブソーバーの一部) | |
トップコート |
【ブラックパーツ】ベタ塗り(2度塗り)
今回の主役カラー、プリズムブルーブラックです。

一応、すでに塗装済みの部分があったので、そこはマスキングします。と言ってもめっちゃ小さくてマスキングも大変!

すべてのパーツ全部プリズムブルーブラックで塗装できました!

工程 | 塗料 | |
---|---|---|
下地塗装 | ||
メイン塗装1 | ||
メイン塗装2(各部ボルト) | ||
メイン塗装2(腰部ライト、フライトユニット一部) | ||
メイン塗装2(リボルバー) | ||
トップコート |
きれいに塗装できました!さすがプリズムブルーブラック&セミグロスクリアプレミアムのしっとり感。にしてもグリフォンの脚部、きれいな造形ですよね!

光の具合で印象ががらりと変わる。それがプリズムブルーブラックの最高なところ。ただ、若干「ツヤありピカピカの方がグリフォン的には良かったのか?」といった気持ちがよぎらなかったわけではない・・・(;´Д`)

【その他パーツ】
以下のパーツは無塗装パーツです。が、肩の引き出しのことを考えると一部塗装が足らなかったかな。まぁそんなに目立たないからいいか。

MODEROID グリフォン 全塗装完了
MODEROIDグリフォン全塗装完了です。
本当に光の具合で全然印象が変わりますね。黒じゃありませんが全然違和感ありません。一応、翼をこんな感じで腕側に寄せればすごい不安定ではありますが自立可能です。



脚部のアブソーバー、いい感じですね。


腕の装甲もすごい素敵♪胸のシルバーボルトは、外れると思って接着しようとして塗料が剥がれました。いいんです、失敗したから次回はもうそんなことしないと思います。多分・・・。

バストアップです。首のアブソーバーも良き。関節カバーはボディが紫に近い色だからあえてグレー寄りにしましたが、どうですか?もうちょい暗い色の方がよかったかな?

腰部のライトは赤にしました。水性塗料筆塗りです。

ボケボケですみません。なんかスマホカメラの調子が最近悪い。

あー、塗料剥がれ、やっぱ目立つな。塗装しなおすのもめんどくて。


ここの赤は水性塗料です。

フライトユニットの赤はシルバーからのクリアーレッドです。ガンプラスラスターと違い、全然目立ちませんねw




ちょっくらポージングを。ガンプラじゃないからポージングもむずいですね。空飛びませんもんね。いや飛ぶんですがねw






腕の付け根は取れやすいです。腕パージして飛び立つ気、満々ですからwww



あー、さすがにこの位置だと塗装してないところ目立ちますね。気にしませんが。


三体並べてみました。今回も楽しく作らせていただきました。自分なりの気に入ったグリフォンがプリズムブルーブラックで再現できたと思います。ありがとうございます。(気が変わったらツヤありトップコートで印象変えてみようかな(。´・ω・)?)

興味のある方はこちらもどうぞ。
あ、ちなみにAIでの色変換。細かい部分はともあれ、無料でこんなのできるなんて、すごい世の中になりましたよね・・・。


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