MODEROID パトレイバー AV-X0 零式 レビュー

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ガンプラ

こんにちは。seiです。前回、MODEROIDパトレイバーシリーズより、AV-98イングラムを作成しました。

今回は引き続きパトレイバーシリーズで2021年3月に発売となったAV-X0零式を作っていきたいと思います。

AV-X0 零式とは

機動警察パトレイバーThe Movieに登場した、最新鋭のOSを搭載した試作レイバーです。

98式AV イングラムの後継機種であり、次世代型レイバー用OS「H.O.S(ハイパー・オペレーティング・システム)」の搭載を前提に開発された次期主力警察用レイバー。

 1999年時点でニューヨーク市警レイバー隊にて3機が試験運用されており、特車二課第1小隊への導入も決定していた。98式の運用で得られたデータを基に設計されており、基礎スペックはすべての点において、98式を上回っている。特筆すべきはそのパワーで、『劇場版1』では片手でレイバーを持ち上げる離れ業を見せた。

 また、その特徴的なマニピュレーターはレイバーのFRP装甲を貫く鋭利さと強度を持ち、「抜き手」を得意技とする。ワイヤーから警棒、銃火器まで扱える器用さを持つ98式のマニピュレーターに対して、零式はその器用さはそのままマニピュレーターそのものを武器化する。

 98式に比べると鋭角な、刺々しいそのデザインから、野明からは「悪役みたい」と評されている。

機動警察パトレイバー公式サイト https://patlabor.tokyo/mechanic/690/

劇場版パトレイバーが公開されたのが、1989年7月15日。それから30年以上たった今でも、零式の姿は時代の最先端を行っており、古めかしさを感じることは全くありません。夏が来て、台風が来るたびに、OSが暴走しないかと毎年ドキドキさせてくれます。

オレの一番好きなレイバーです。(どーでもいい?)

機動警察パトレイバーThe Movieで零式の雄姿を是非ご覧ください。(2021年5月現在)

機動警察パトレイバー 劇場版

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開封の儀

まずは前回同様パッケージから。下からのあおりアングルでのパッケージとなっています。操縦者の意思を無視して今にも勝手に動き出しそうな雰囲気が醸し出されていますね。そして、背景には「BABEL BABEL BABEL」のバベル祭りがwwwやるな帆場暎一(ニヤ)。

パッケージ背面です。組み立てるのがわくわくするようなポージングばかりですね。

それでは開封~~~。ってもうわかってます。中に箱。2度目ですから。

やはりボリューム的にはHGのガンプラくらいですかね。そして何よりも豪華なのがトリセツがフルカラーであるということ。(心の声は「そこモノクロでええからもうちょい安くして・・・」)

AV-X0 零式 組み立て

それではパッケージを開封し、いつも通り、ガンダムマーカー流し込みタイプのグレーでスミ入れだけして組み立てていきます。

総ランナー数は16+水転写デカール1つ。黒、白、グレーが基本です。クリアパーツは塗装済みと塗装なしの2セット用意されているのもイングラムと一緒です。

画像ではわかりづらいですが、ここもイングラムと一緒で、白パーツは白というよりグレー寄りになります。イングラムの時に「パトレイバーは白である」という世界観が更新されているので違和感はありません。

さらに、今回は、イングラムの時の反省を活かしていきます。想定通り、零式のシールドも色でパーツ分割されていないので、先に塗装を行っていきたいと思います。ただし、イングラムの時はガンダムマーカーべた塗りであまりきれいに塗れなかったので今回は息子の「ガンダムマーカーエアブラシハンドピース」を拝借してレビューも兼ねて塗装していきたいと思います。

このようにマスキングをしてグレーに塗り分けていきます。ガンダムマーカーエアブラシハンドピースにガンダムマーカーをセットして後はトリガーをプッシュして塗料を吹き出すだけです。

感想は、「片付けとか調色の部分を端折って気軽にエアブラシ塗装ができる」というアイディア、とっても素晴らしいです。

ただ、途中塗料が出なくなることが多々あったため、その都度ガンダムマーカーを取り外して、振ったり先っぽを強く押し込んで塗料出したりをしなきゃならずなかなかのストレス具合でしたorz

ちゃんとガンダムマーカーエアブラシ用の替え芯を使っててマーカーの先端位置もあっていると思うんですがね。やり方悪いのかな・・・。

ちなみに、ガンダムマーカーエアブラシシステムのエアー缶ではなくMr.リニアコンプレッサーL5を使用しています。また、最近、ガンダムマーカーエアブラシシステム用のトップコート塗料も発売されていたので試しに使ってみました。

塗装具合はいかがでしょうか?なかなかきれいに塗装できたのではないかと。グレーはもっと薄い色が良かったですが、どこにも売ってなかったんですよね・・・。この辺は調色もできんしあきらめる部分かと。ま、お手軽にここまでできればいいんでないでしょーか。

それでは組み立てに戻っていきます。頭部は通常タイプと暴走発動時のオープンフェイスの2パターンを差し替えで用意してくれています。できれば差し替えではなくギミックで・・・とは言うまい。言ったが。とても両耳のアンテナ?とか精巧できれいですよ。

腹部と肩へのフレームです。何となく可動域が見えてきますね。

MODEROIDって今回2回目だからよくわかりませんが、こういうところ凝ってる気がします。パーツに「R」、「L」って刻印があるんです。好印象。

あっという間に完成です。難易度、組み立て時間、HGくらいですかね。(ガンプラ基準ですんません。。。)今回も接着剤使わせていただきました。

なかなか素晴らしいフォルムでうっとりしてしまいました。

脚の脛の辺りのラインとか最高です。

画像だとわかりづらいのですが、すっごい小顔なんですよ。零式ってもうちょいずんぐりむっくりな印象がありましたが、こんな小顔だったけ?ってくらい小さく、でも全体のプロポーションとしてなりたってるんです。

バストアップで。くぅ~~~~~~~~。

各マニピュレーターの先端に至るまでモールドが彫られています。画像ではわかりづらいですが、特に指の先端はGoodPoint!!

零式独特の貫手ですが別バーツで用意されています。が、パーツがしっかりはめ合わせできず若干浮きがでてしまいます。強くはめ込めば管を割るでしょうw

あまり変化はないのですが水転写デカールを貼ってみました。やはり水転写デカールの定着具合はいい感じです。

零式独特の大型シールドもいい雰囲気を醸し出しています。

腰部アップ。悪そうな腕!!その手であんなことやこんなことしようってんじゃないでしょうね?

可動域を簡単に。右肩:引き出し後、左肩:引き出し前。肩の引き出しはこの程度です。イングラムに比べたらだいぶ少ないですが、リボルバーを構えるとかもないからいいのでしょうか。

膝はこのくらい曲がります。足首まわりに可動はほぼないと思ってもらっていいでしょう。できればロボット魂のように足首あたりに可動があるとポージングの幅が広がったんですがね。

股関節はこんな感じです。

そして零式の一番の可動が状態そらしです。前かがみになった時に上半身を起こすための可動ではないでしょうか。

首の可動。後ろ方向。

前方向。ほとんど動かないですね。横方向は襟元くらいまでは向けます。

腕の可動です。こんな感じで動きます。肩アーマーは体から離す機構がついているので肩アーマーとボディの干渉を避けて腕を可動させることが出来ます。堕天使感が半端ない!!

それではちょびっとポージングを。零式の必殺技『貫手』!!

レイバーを貫いた後は、この手でぐりぐりw

今にも飛び出て来そうでなっからかっこいいwww

はい、暴走タイム入りま~~~~す。

太田巡査の驚愕の表情が目に浮かんできますね。

腹部の可動のため、こんな躍動感あるポージングも可能です。

怖っ!!野明はよくこんなんと正面から戦ったな。オレなら逃げるね。

楽しくなってガシャガシャ弄ってたらお逝きになりましたwww現在は部品注文して復活しています。送料込み650円也。

方舟の戦いを再現。スタンスティックは持ってなかったかな。

イングラムと比較。お兄さん感強め。

どちらも最高のプロポーションでとてもエレガント&クールです。(語彙力w)

さいごに

前回に引き続き、2度にわたってMODEROIDパトレイバーシリーズを作成してきました。まぁバンダイのガンプラと比較してしまうといろいろ突っ込みどころはあるのですが、零式ってだけで感動できるのに、ここまで最高のプロポーションのもの出されては「震えるぞハート、燃え尽きるほどヒート、刻むぞ貫手のビート」状態です。小さなころに作ったあの零式の記憶が蘇ってきます。

完成したときにサタンを召喚してしまったかと錯覚するようなその姿にぞっこんwww

このあとAV-0ピースメーカーもラインナップに上がっていましたが、そっちはパスかな。やっぱり零式はプロトタイプだから最高であって、悪役であるから零式だと思うので。

以上MODEROID機動警察パトレイバーよりAV-X0零式でした。

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