ThinkPad X1 Carbon 2018(6Gen)のSSDをSATAからNVMeに換装した件

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お仕事

こんにちは。seiです。

以前当サイトでも触れていましたが、我が愛機ThinkPad X1 Carbon2018年モデル、500GBのSSDを搭載していますがディスク容量不足気味となってきましたので新規SSDへ換装してみようと思い付き、決行しましたのでその時のことを書いてみます。

SSDをSATA→NVMeへ交換

SSDは新規購入直後にWD Blue500GBSATAのSSDに換装しましたが今回は容量アップと速度アップも兼ねてNVMeタイプのSSDに換装しようと思います。購入したのはWD Black 1TB、16000円程度。2018年当時はSN750が主流でしたが、その後廉価版のSN750SEが登場しさらにその後継として、SN770が登場したとのこと。だいぶ安くなってます。

パッケージもかっちょよくやる気がみなぎっています。

開封していくぅ。久々にM2SSD見ましたが、こんなに小さかったっけって感じ。

片面実装タイプですのでThinkPad X1 Carbonの薄いボディにも問題なく収まります。

早速交換していきます。ThinkPad X1 CarbonのSSD交換に関して、詳しくは以前の投稿をご覧ください。

あっという間に完了。交換作業自体は数分で終わるんでないかいな。

お決まりのベンチマークです。

単純比較はできないかもしれませんが、なっからパフォーマンスアップしていることは一目瞭然かと。

また、SN770はPCIe Gen4ですので、シーケンシャルリード5150MB/sが公称値ですが、そこまで出てないのはおそらくThinkPad X1 Carbon 2018がPCIe Gen3だからなのかな。

とはいえ今回の目的は容量不足に陥ったSSDの容量アップで、おまけでのパフォーマンスアップなのでその数字としてはとても満足。熱問題なんかは詳しく調べてません。

交換前:WD Blue SATA 500GB
交換後:WD Black NVMe 1TB

おまけ:余ったM2 SSDを有効活用

SSDケース組み立て

ということで1TBのM2 NVMe SSDへの換装が終わり、結果として500GBのM2 SATA SSDが余ります。

そんな未来が見えていたので今回はこれも購入しました。はい、USB接続のSSDケースです。一応SATA・NVMe両対応。このSSDケースに余ったWD Blue SATA 500GB SSDをぶっこんでいきたいと思いま~す。

付属品はこんな感じです。USBタイプAとタイプCの両方に対応してくれているところが地味にうれしい。工具は特殊なトルクスドライバーが付属してます。

まずはケースの裏蓋を外します。内部に基盤が入っているので外します。

外した基盤にThinkPad X1 Carbonから取り外したSATA SSDを装着します。なにも難しいことはないです。

次に付属しているスペーサーで基盤とSSDをネジで固定します。

そうしたら付属のチューインガム、もとい、冷却シート?熱伝導シート?を透明フィルムを剥がしてSSDに貼り付けましょう。貼り付けたら反対側の透明フィルムも剥がします。

そうしたらケースに基盤を戻します。

最後にネジで裏蓋を固定すれば完成です。チョー簡単。

ケースに格納したSSDをフォーマット

で、ケースに収納したSSDですが、初期化もせずケースに収納したのでそのままでは以前のデータが残ってしまっているので初期化していきます。

まずは、「ディスクの管理」を起動します。オレはいつも、Windowsボタン右クリックから起動してます。

SSDケースをPCに接続すると一応認識されるでしょう。が、Bitlocker暗号化がかかっている場合はそのままではアクセスできないと思います。今回は不要なデータなのでまっさらにしていきます。下の画像で「ディスク1」を初期化していく感じですね。

いろいろなやり方あるかと思いますが、Windowsならばお手軽にコマンドプロンプロやPowerShellから「DISKPART」コマンドを使って初期化していきます。

手順は、

  1. PowerShellを起動する。
  2. 「diskpart」と入力しEnterキー
  3. 「list disk」と入力しEnterキー
  4. PCで認識されているディスク(SSD)が表示されるので初期化を行うSSDのディスク番号を確認する。(今回はディスク1)
  5. 「select disk {初期化するディスク番号}」と入力しEnterキー
  6. 「clean」と入力しEnterキー
  7. 「DiskPartはディスクを正常にクリーンな状態にしました。」と表示されればOK。

「ディスクの管理」画面に戻るとディスクが「初期化されていません」と表示されていると思います。

対象のディスクを選択し「右クリック」-「ディスクの初期化」を選択しましょう。

ディスクの初期化ダイアログが表示されます。パーティションスタイルをお好みで選択し「OK」ボタンをクリックします。2TBより小さいディスク容量ならMBRでいいんでないでしょうか。

初期化が完了するとオンラインになりますが、まだ利用できません。ディスクをフォーマットする必要がありますので、対象のディスクを右クリックし、「新しいシンプルボリューム」を選択します。あとはウィザードが起動するのでドライブレター設定したりNTFS指定したりすればいいんではないでしょか。

フォーマットが完了すれば以下のように表示され、外付けUSBSSDドライブの完成です。

一応、ベンチマークとってみました。USBですからね。こんなもんなんでしょう。それにしてもHDDやUSBメモリーよりは俄然高速なんじゃないでしょか。

以上、ThinkPad X1 CarbonをSATA SSDからNVMe SSDへの換装を行ってみました。


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