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初めてのオオクワガタ飼育

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こんちゃ。

夏に投稿しようと思ってましたが、いろいろあって(スプラ3に溺れて)今の時期になってしまいましたが、お付き合いください。

閲覧注意!

この投稿にはオオクワガタの成虫や幼虫の画像が出てきます。虫が苦手な方はご覧いただかないことをお勧めします。

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オオクワガタ産卵セットの購入

去年(2021年)の夏、ムスコがオオクワガタが誕生日プレゼントにほしい、というので、月夜野きのこ園さんのオオクワガタ産卵初めてセットなるものを入手し、素人が初体験で1年かけて菌糸ビン飼育で累代しましたのでその様子をば。

月夜野きのこ園さんから産卵初めてセットが届きました。産卵セットだけでなくペアの成虫付きのを選択しました。産地不明・無血統だそうです。

付属?のオオクワガタのオスです。サイズは75.5mmくらいでした。40数年生きてきて初めてオオクワガタを見ましたが大きさに唖然としました。ヒラタやノコギリは散々見てきましたがそれと比べても大きいですね。70㎜台でもとっても大きく思います。

メスは約45.9mmでした。つやつやしててとてもかわいらしいです。

セット構築

月夜野きのこ園の産卵初めてセットですが、なんも難しいことありません。届いた産卵セット内にオスメスを投入し、ある程度したらオスとメスを産卵セットから取り出すだけです。

といってもそのタイミングとか無知で分からなかったのでいろいろとオオクワガタのブリードなどを調査しながら自分はロードマップを作って羽化までの計画をある程度予測して飼育してみました。

※時間設定やブリード方法に誤りあるかもしれませんがご了承ください。

ってことでセットから1か月とちょっと経ち、食痕と呼ばれる幼虫が菌糸を食べた後が無事確認でき孵化確定となった産卵セットの様子です。ここからもう少し放置して、すべてが孵化し幼虫になったころを見計らって割出を行っていきたいと思います。

産卵セット割出

産卵セットからメスを取り出しちょうど20日くらいでしょうか。産卵セットから幼虫を割り出す作業を行っていきます。産卵セットは菌床ブロックなので手で簡単に割り出せて本当に簡単です。幼虫をつぶさないように丁寧に菌床ブロックをばらしていきます。

10頭の幼虫を確認することができました。初令から菌糸ビンに投入したほうが大きくなるということなので早めに割り出しを行い、ほぼ初令で取り出せたのではないでしょうか。(といっても菌床産卵セットなので生まれてすぐに菌糸を食べているのであんまり気にする必要ないかもしれませんが。)1頭二令ぽいのがいますが。(初令での菌糸ビン投入ですと、大きくなる可能性がある反面、その分幼虫が菌に負けて死亡するリスクもあるそうですが。)

孵化したての幼虫、ちっちゃくてかわいいです。

菌糸ビン投入(1本目)

割出と同時に、割り出した幼虫を事前に購入して同一環境で慣らしておいた菌糸ビンに投入していきます。菌糸ビンも月夜野きのこ園さんで購入しました。

800ccの菌糸ビンの中心の穴に幼虫を優しくぶっこんでいきますw

あとは静かに成長するのを待つだけです。といってもついつい気になって見まくってしまいます。こんな感じで食べてる様子がわかるといいのですが、食痕が出ておらず生きているのか死んでいるのかわからず気が気でないことが多々あります。

菌糸ビン交換(2本目)

1本目の菌糸ビン投入から3か月程度経過したので、セオリー通りに菌糸ビンの交換を行っていきます。

幼虫を傷つけないように慎重にスプーンで掘り返していきます。

幼虫の姿が見えました。さらに慎重に掘って幼虫を取り出していきます。

まるまると成長した三令幼虫とご対面。

素手で触らずスプーンを使い優しく扱ってあげます。

新しい菌糸ビンに投入する前に成長記録として体重測定を行っていきます。

この子が一番大きかった子かな。1本目交換時で21グラムです。おそらくオスかと。

新しい菌糸ビンを用意し幼虫を入れていきます。2本目の菌糸ビンも月夜野きのこ園さんの800㏄を用意しました。というか、1本目購入時に買いすぎて余ったやつが結構あったのでそれを使いました。本当はオスってわかったら1100ccとか1400ccの菌糸ビンのほうが大きくなるらしいのですが、余らせてはもったいないので。ちなみに1本目から3か月程度たつのでヨメの実家にある大型冷蔵庫内で保管していました。ですので劣化はそんなにしてないと思います。

中央の穴にぷりぷりしながら潜っていってくれました。

10頭の幼虫が孵化し、2本目にたどり着いたのが9頭でした。1頭は菌糸ビンの中で溶けて消えていました。初令投入ですのでこういったリスクもあることが学べました。しかしながら元気な9頭が2本目の菌糸ビンへ無事交換完了しました。

菌糸ビン交換(3本目)

2本目交換から3か月経過したので3本目の菌糸ビンに交換していきます。今回も同じく月夜野きのこ園さんなんですが、どういうわけかEP-1100という1100ccの菌糸ビンにすべて交換しました。

3か月ぶりのご対面♪元気でいてくれてありがとう。

さすがに大きいですね~。

前回同様、一番大きい子で26.2グラムでした。5グラムくらい成長しましたね。

さすがにここまで大きくなるともともと開いていた穴の大きさでは入れずに戻ってきてしまったため穴を大きめに広げてあげました。

9頭とも無事3本目への交換を果たせました。

蛹化~羽化まで

3本目の菌糸ビンへの交換から2か月弱たったころでしょうか?その日はゴールデンウィーク真っただ中に訪れました。気が付くと幼虫が前蛹(さなぎになる前の状態)となっていました。完全に体伸びきっています。もうこの辺から大きな振動を与えないように注意します。

次の日に覗いてみると、しっかりと蛹化が完了していました。かなり感動です!!

日に日にクリーム色から茶色っぽく変化していきます。

(上の画像とは別の子ですが)目の部分が黒くなってきます。その後、足なども黒が強くなってきます。もうすぐ羽化かなって感じですかね。

蛹化から20数日たったでしょうか。無事羽化を確認できました。すごいうれしいです。感動。

羽化したては体も赤茶色で羽の部分も白っぽいです。ひとまず1~2か月くらいはこのまま放置で安静にすることが大事だそうです。出たくなったら自分で菌糸ビンの上部に出て来るらしいのでそれまで我慢ですwww

といっても我慢できなくなってきたので体がしっかり黒くなってから、羽化から1か月くらいたったでしょうか?成虫を掘り出してみました。おめでとう!きれいなメスがオオクワガタ羽化1号です。とってもキュート。

その後もどんどん羽化していきました。この子はオス羽化1号。羽パカや大きなディンプルなどはない完全体でした。

初ブリード、とっても素敵な姿で感動です。オオクワガタ、王者の貫禄。

ってことで、サイズ計測を行っていきます。

メス1号。49.3mm。やった!親越え。

オス1号。71.6mm。親越えはならず。でも70mm突破で十分満足。

そしてこの子がメスの一番大きい子。

51mm。親越え!しかも50mm台に到達!いいですねー!取り出しが早く若干赤みが残ってますね・・・。申し訳ない。

そして、このオスは一番体重が乗ってた幼虫だった子。外から蛹室が見えないので、掘ってみたらこんな赤かったっていうオチです。もう少し時間たってから掘り出す必要があったかもしれません。

そんなこんなで体がしっかり黒くなった1か月後頃にサイズ計測を行いました。

79mm!親越え!あとちょっとで80mmの大台!誤差で80mmに到達してるかもしれませんw

ここまで大きいのが羽化するとは思いませんでしたのでかなり感動です。体もとってもキレイです。

さいごに

オオクワガタのブリードは比較的簡単ということで、我が家でもとっても簡単に累代飼育を行うことができました。10頭の幼虫から9頭が無事成虫になることができ、すべての個体が羽化不全もなかったのはビギナーズラックでしょうか。

種親は今年も2回セットを組み計3回の産卵を行いました。おそらく2020年羽化と仮定するともう2~3年頑張っていますのでゆっくり余生を過ごしてもらおうかと思います。このように長く生きてくれるところもオオクワガタを飼育する魅力の一つですね。

参考に2021年のブリーディングリストをアップしておきます。

メス多めとなりましたが、傾向として1本目交換時で10~12g前後の個体はメスのような感じがしました。オスは18~20g前後ですかね。頭幅を見ても結構雌雄判別つきそうでした。ちなみに、卵巣の有無はよくわかりませんでした。

まだ1年しかやってないので精度はいまいちかもですが、こんな感じを参考に菌糸ビンのサイズを判断して用意していくことなども行っていければと思います。あ、菌糸ビン3本目交換時に無駄にEP-1100を注文したのは雌雄判別がうまくできなかったからです。

サイズ的にも種親サイズを超えているので来年はさらなるサイズアップを目指したいです。 無血統だと思うので80mm超えが一つの目標かな・・・。

ただ、菌糸ビンでの飼育なので飼育代金が結構高くなるのはだいぶ家計に響いています。ですのでコストダウンも検討していこうかと思います。がサイズアップと矛盾しそうですね。

というか、なんとなく菌糸ビンのサイズ落として節約するか、菌糸ビン交換までの期間を長めにとって、2本返しなんてのもコスト節約に繋がるかなぁ・・・。いろいろ試してみます。


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